食べる量を減らす方法
食べる量を減らすことができれば、痩せられるのに!と思っている方、多いと思います。でも、この食べる量を減らすのは、そう簡単なことではありません。そこで、今すぐにでも始められる、食べる量を効率よく減らすコツを7つご紹介します。
断食をする
食べる量を減らすには、食欲をコントロールできるようになることが大切です。断食はそれを効率的に行うことができます。宗教的な理由で断食をされる人たちが、太陽の動きに合わせてされるのには、理由があるはずです。だから、もしできるのであれば、日の出前に朝食、日の入り後に夕食をとりましょう。ただし、断食は体調が良く、女性であれば生理中や妊娠中でないこと、具合が悪くなったら止める勇気がある方のみがするものです。この条件すらクリアできるのであれば、1週間くらいを目途に断食をしてみましょう。最初の数日はつらいかもしれませんが、最終日には、食欲が上手に抑えられるようになっているはずです。
断食後は1日3食
断食して食欲をコントロールできるようになったら、その後はそれを維持するために、1日3食以外は食べないと決意しましょう。1日3食って普通でしょうと思われるかもしれませんが、これ即ち、一切の間食をしないということです。小腹がすいたらすぐにお菓子をつまんでいたり、お菓子をよく勧められる環境にいる人にとって、このルールのはなかなか大変です。でも、食べる量を減らしたいのなら、実行あるのみと知りましょう。言うまでもないことですが、お菓子を勧められたら、断りましょうということではありません。ありがとうと言って受け取って、食べなければ良いだけのことです。
一汁三菜を基本
食べる量を減らせたとしても、体を壊してしまっては意味がありません。だから、1回、1回の食事を大切に、きちんと栄養が摂取するようにしましょう。とはいえ、一々、食品成分表とにらめっこして栄養成分を計算できる余裕がある人は少ないだろうと思います。そこで、献立を考える時、一汁三菜を意識するとそれなりの栄養バランスになるのでお勧めです。ちなみに、一汁一菜も悪くはないのですが、これだと若干粗食で、味気ない感じになるかもしれません。ただし、仕事上、お付き合いも多く、カロリー高めの食事を続けざる得ないという方は、自宅で食べる時くらい、一汁一菜にしてバランスをとると良いでしょう。
よく噛んで、ゆっくり食べる
食べる量を減らしたいのに減らせない背景には、満腹感を感じていないからだと考えることもできます。脳に満腹感を感じさせる方法として、よく噛んで食べることがあげられていますが、早食いの人がある日突然、よく噛んで、ゆっくり食べようとしてもできません。そこで、よく噛む習慣が身に付くまで、口に食べ物を運んだら、お箸なり、フォークなり、スプーンなりを置くようにしましょう。そして、まずは30回ほど嚙んでから飲み込む習慣をつけましょう。最初のうちは、面倒くさいかもしれませんが、慣れてくればお箸などを置かなくても、自然に30回くらいは噛めるようになり、自然とゆっくりと食べることができるようになります。
食べ物のストックを置かない
食べ物が目の前にあるのに、食べることができないというのは、つらいことです。食べ物を目の前にして食べるのを我慢するのと、食べ物がない状態でそれを我慢するのとでは、ストレスの度合いが異なります。だから、家の中に食べ物をストックするのは、極力止めましょう。とはいえ、食べる量を減らしたいのは自分だけで、他の家族は違うという方は、せめて目のつく場所に食べ物を置くのは止めてもらいましょう。ちなみに、だらだら食べは、虫歯の原因です。食べ物を目のつかない場所に置くことは、ご家族にとっても良いことになるはずです。
今日一日食べたものを視覚化
朝起きてから寝るまでに口にしたもの、全て書き出しましょう。一口飲んだ水までも書き出します。これをすると、自分が食べた無駄なものが、はっきりと認識できます。かく言う私も何をしても体重が減らなくて、食べる物を減らそうと決めた時、これをしました。ダイエット中だし、無駄なものは食べていないと思っていましたが、意外にちょこちょこ、色々な言い訳をしながら、食べている自分に気がつきました。食べる量を減らすには、軌道に乗るまでは我慢も必要ですので、書き出されたものは、今日も一日、頑張ったと思える材料にもなります。その上、日記代わりにもなるので、食べた物の視覚化、なかなかお勧めです。
早めに歯を磨く
起きているから食べます。起きていなければ食べません。だから、夕食後は早めに歯磨きをし、早めに寝るようにしましょう。実は、歯磨きにも食べるのを抑制する力があります。歯を綺麗にした後、すぐにまた汚したいと思う人はかなり稀です。食べないために歯磨きする、食べないために寝る、それが必然的に食べる量を減らすことにつながります。
最後に
食べる量を一日だけ減らせても、何の意味もありません。その状態を継続できて初めて、色々な効果が出てきます。無理なく、でも、確実に、食べる量を減らしていきましょう。
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