体の匂いの対処法

へそのゴマの臭い原因と対処法

 
Rina H.
投稿者 Rina H.. 更新された: 16 1月 2017
へそのゴマの臭い原因と対処法

おへそのゴマ小さい頃は興味があり、弄っては母に叱られたり、祖母に叱られたりしました。いつの間にか気にならなくなりましたが、実際はどのようにへそのゴマを処理しているのでしょうか。

まず、へそのゴマとはゴマなのかそれとも別のなにかなのでしょうか。幼少期に関わらず「へそのゴマが気になったことがある人は、71.5%以上」で7割以上の方が一度は気にしたことがあります。

へそのゴマとは、食品の「ゴマ」ではありません。人から出る垢や皮脂汚れ、埃やなどの塊がへそにたまってしまったものをいいます。汚いと感じるかもしれません。けれど、垢も皮脂も皮膚のターンオーバーも生きていく上では必要なことです。汚いと感じる前に、適切なケアをしておけば不潔さを感じることはありません。

こちらもオススメ: お尻を清潔に保つ方法

目次

  1. ・うそ?ほんと?へそのゴマはとってはいけない
  2. ・へそのゴマの掃除方法
  3. ・へそのゴマはなぜ臭う?
  4. ・へその皮膚も生まれ変わるの?
  5. ・へそのゴマの大きさ
  6. ・へそは「エネルギーの行きかう場所」
  7. ・妊婦はへそのゴマがない
  8. さいごに

・うそ?ほんと?へそのゴマはとってはいけない

幼少期「へそのゴマを取ってはいけない」「ゴマを取るとお腹を壊す」と言われた経験はありませんか?

「へそのゴマを取ってはいえない」これは、ウソです。垢や皮脂がたまりやすい場所です。こまめに取り除き清潔に保つ必要があります。

「へそのゴマをとるとお腹を壊す」これは、半分ウソの半分本当です。取ったからといってお腹を壊すことはないという意味ではウソになります。半分本当という意味は、へその奥の薄い皮の下には、腸など内臓を包んでいる粘膜とつながっている箇所があります。

おへそはお母さんの体内にいる時にへその緒を通して栄養をもらう役目をしていたここともあり、神経が多く通っている場所でもあります。その神経を刺激することによって腹痛が起きる可能性がありますので、半分本当という事になります。

また、長時間お腹を冷やしたことによち腹痛を起こすこともありますので、過剰な刺激は不要です。また、女性限定では、へそのゴマを取り除こうと刺激を与えると子宮や膀胱付近に刺激を感じることがあります。これは、神経を刺激していますので注意が必要です。

・へそのゴマの掃除方法

へその神経を傷つけることなく、清潔に保つためには掃除は不可欠です。ご自身のおへそをご覧になってみてください。どのような状態でしょうか?汚れが目視できる状態でしょうか?奥の部分が汚れていると感じる程度でしょうか?

どちらの場合もまず、お風呂に浸かりおへそ周りの皮膚を柔らかくすることから始める必要があります。皮膚を柔らかくしたら、オリーブオイル(食用でも可)または、ベビーオイル、低刺激のマッサージオイル(ヴェレダなど)を綿棒につけてください。おへそをふき取るように優しくふき取ってください、保湿もでき、垢や皮脂なども取り除くことができます。また、オイルがない場合は、お風呂に入っている際、濡れたタオルなどで優しくふき取りを行ってください。

行う頻度は、体質や体形により異なります。太り気味で汗をかくことが多い場合やスポーツなどで汗をかくことが多い場合、お腹を保温している場合は、1週間に一度程度お掃除することをオススメいたします。汗や擦れなどで汚れがたまりやすくなっています。

普通の人でも2週間に一度は掃除をし、清潔に保つことが望ましいです。

・へそのゴマはなぜ臭う?

へそのゴマを嗅いだことはありますか?

私は、あります。刺激的な臭いで決して「いい匂い」ではありません。なぞそんなに臭うのでしょうか?

へそは、汗や皮脂だけでなく肌着のほこりもたまりやすい場所です。たまりやすいのに通気性がよいとは言いにくい場所にあります。汚れを栄養として細菌が繁殖する可能性があり、繁殖した場合、独特な臭いを発するのです。女性であれば、マッサージオイルやボディクリームをおへその周りに塗ることもあります。

保湿も大切です。けれども塗ってすぐ洋服を着用すると蒸れが生じ、最近繁殖を手助けすることにもなりますので、浸透してから着用するようにすると防止になるはずです。

・へその皮膚も生まれ変わるの?

もちろんです。へその皮膚ですから、ターンオーバーがあり生まれ変わっています。手足と同じでだいたい28日周期で生まれ変わり、古くなった皮膚は表面から自然に剥がれ落ちます。剥がれ落ちた角質に、汗、皮脂がくっつき、へにそ溜まったものが「へそのゴマ」と呼ばれるものになります。

ケアをすることなく過ごすと、菌が繁殖し臭いの原因となりますので注意してください。

・へそのゴマの大きさ

ゴマ(汚れ)の大きさや量は人それぞれです。幼少期の頃、ゴマの正体を知りたくて、おへそをいじってゴマを取ったことがありました。多くの人が経験しているのではないでしょうか。

私は、1度目は黒ごま本当のゴマのような塊がへその奥底からとれ、ゴマって本当にへその中にあった!と驚きました。2度目は、白いゴマだったので一度黒いゴマをとってしまったために、白になったのだと幼いながらに考えていました。

実際の大きさは体質や体形、生活環境によって異なります。毎日、シャワーやお風呂に入り身体を洗っている人に比べ、週に数回しかお風呂に入らない人の方が、へそのゴマの量は多いです。

また、やせ形よりはふくよかな人の方がゴマの量が多く、比較的汗をかきやすい人なども量は多いようです。

そして、こまめにへそを掃除している人の「へそのゴマ」は、白色が多く、ある一定期間以上掃除を行っていない人は、黒色のゴマが多いようです。黒ゴマも白ゴマも臭いは対象ありますが、黒ゴマのほうが掃除する際、頑固だと感じる人が多いようです。

また、表面にたまる人とへその奥の部分にたまる人といるようで、ゴマといっても場所や形も人それぞれのようです。

・へそは「エネルギーの行きかう場所」

東洋医学でへそは、「エネルギーが行きかう場所」として神聖な部分とされてきました。これは、腹部にはいくつもの重要な臓器があり、おへそには多くの神経が通っていることから神聖的な場所とされてきたそうです。

・妊婦はへそのゴマがない

妊娠してお腹が大きく成長すると妊婦のおへそは大きく開かれた状態になり、へそのゴマも貯まらなくなります。妊婦さんの中には、長年奥にたまっていたゴマが飛び出して驚いた!という人いるほどおへそが開きます。

出産後、ゴマはたまり始めますが、皮膚のたるみなどから、妊娠時忘れていた個所だけに汚れをためてしまうお母様も多いとのことです。

さいごに

こまめは掃除で、臭いはだいぶ緩和されます。日にちが立てばたつほど、臭いのきついゴマとなります。おへそを清潔に保つことは、神経に強い刺激をあたえることが少なくなるという事です。定期的なお手入れで、きれいなおへそを保ちましょう。

また、過剰な掃除は皮膚の炎症を招きます。皮膚の薄い部分でもありますので、丁寧に優しくお手入れをしていくことが大切です。

へそのゴマの臭い原因と対処法と関連した記事をチェックしたい場合は、キレイのジャンルから探すことができます。

の記事にコメントを書く
あなたは記事をどう思いましたか?
へそのゴマの臭い原因と対処法